ジョルジュ・ペレック : 制約と実存
著者
書誌事項
ジョルジュ・ペレック : 制約と実存
(中公選書, 028)
中央公論新社, 2017.5
- タイトル別名
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ジョルジュペレック : 制約と実存
- タイトル読み
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ジョルジュ ペレック : セイヤク ト ジツゾン
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内容説明・目次
内容説明
ユダヤ系移民の子としてパリに生誕したペレックは、第二次世界大戦によって戦争孤児となり、想像を絶する人生の断絶を体験した。のち特異な言語遊戯小説の制作者となり、評価は歿後ますます高まっている。本書は、日常・自伝・遊戯・物語の四分類よりペレックの総合的読解に挑み、二〇世紀後半を彗星の如く駆け抜けた作家の魅力へと縦横に迫る。
目次
- 第1章 制約が語る—『煙滅』におけるリポグラムの意味(リポグラムのもつ意味;『煙滅』日本語訳 ほか)
- 第2章 制約下の自伝—『Wあるいは子供の頃の思い出』におけるフィクションと自伝(フィクションと自伝;「ぼくには子供の頃の思い出がない」 ほか)
- 第3章 制約と自由の相克—『人生 使用法』における諸プロジェクトの表象(「プラン」と「定めがたさ」;『人生 使用法』の概略 ほか)
- 第4章 発見術としての制約—『さまざまな空間』はなぜ幸福な書物なのか(幸福な書物;共感を呼ぶ手法 ほか)
「BOOKデータベース」 より