衛生と近代 : ペスト流行にみる東アジアの統治・医療・社会

書誌事項

衛生と近代 : ペスト流行にみる東アジアの統治・医療・社会

永島剛, 市川智生, 飯島渉編

法政大学出版局, 2017.4

タイトル別名

衛生と近代 : ペスト流行にみる東アジアの統治医療社会

The Asian society for the social history of medicine

タイトル読み

エイセイ ト キンダイ : ペスト リュウコウ ニ ミル ヒガシアジア ノ トウチ・イリョウ・シャカイ

大学図書館所蔵 件 / 155

この図書・雑誌をさがす

注記

英文タイトルはジャケットによる

索引: 巻末p2-6

内容説明・目次

内容説明

アジアでペストが流行した。その混乱と葛藤のなかから“近代”が現れる。列強の拠点となった中国の開港都市、外国人居留地が撤廃された神戸、日本の植民地になってまもない台湾と朝鮮、オランダ統治下のジャワ。国境を越えて広がる脅威が引き起こした近代の実像に迫る!

目次

  • 第1章 ペスト・パンデミックの歴史学
  • 第2章 香港 一八九四年—“イギリス流”衛生行政と植民地社会
  • 第3章 台湾 一八九六年—日本の“帝国医療”の揺籃
  • 第4章 神戸 一八九九年—開港場の防疫と外国人社会
  • 第5章 上海 一九一〇年—暴れる民衆、逃げる女性
  • 第6章 天津 一九一一年—鼠疫をめぐる中医の社会史
  • 第7章 朝鮮 一九一一年—総督府と満洲ペスト流行の脅威
  • 第8章 ジャワ 一九一一年—ペスト政策を通じたオランダ領東インド専門保健行政の定着

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ