植民地がつくった近代 : 植民地朝鮮と帝国日本のもつれを考える
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植民地がつくった近代 : 植民地朝鮮と帝国日本のもつれを考える
三元社, 2017.4
- タイトル読み
-
ショクミンチ ガ ツクッタ キンダイ : ショクミンチ チョウセン ト テイコク ニホン ノ モツレ オ カンガエル
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注記
日本語著作目録: p353-354
内容説明・目次
内容説明
あらゆる近代は、すべからく植民地近代である。韓国歴史学における、親日か反日かの閉鎖回路からの脱出をはかり、植民地収奪論/近代化論の対立をのりこえ、東アジアにおけるトランスナショナル・ヒストリーの可能性をさぐる。—韓国の民族主義に批判の一石を投じ、「韓国歴史学界の異端児」と恐れられる尹海東の本邦初の単著。
目次
- 第1章 私の近代—絡みあうアイロニーの世界
- 第2章 植民地認識の「グレーゾーン」—帝国日本支配下の「公共性」と規律権力
- 第3章 親日と反日の閉鎖回路からの脱出
- 第4章 植民地官僚からみた帝国と植民地
- 第5章 民族主義は怪物だ
- 第6章 韓国民族主義の近代性批判
- 第7章 申采浩の民族主義—民衆的民族主義、あるいは民族主義を越えて
- 第8章 トランスナショナル・ヒストリーの可能性—朝鮮近代史を中心に
- 第9章 ジャラパゴス、あるいは孤立した楽園?—私のみた日文研と日本
「BOOKデータベース」 より