近現代建築史論 : ゼムパーの被覆/様式からの考察

書誌事項

近現代建築史論 : ゼムパーの被覆/様式からの考察

川向正人著

中央公論美術出版, 2017.4

タイトル別名

近現代建築史論 : ゼムパーの被覆様式からの考察

タイトル読み

キンゲンダイ ケンチクシロン : ゼムパー ノ ヒフク ヨウシキ カラノ コウサツ

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注記

主要参考文献: p273-281

内容説明・目次

内容説明

19世ドイツの建築家ゼムパー(1803‐79)の思想には、建築を部分的に変化させるのではなく、現象として見える像の全体を変えてしまうほどの力がある。この場合、「現象として見える像の全体」とは様式に他ならず、それは新様式創生論とも言えるであろう。本書はその様式の本質と、わが国を初め現代建築への多大な影響を論じる。

目次

  • ゼムパー建築論の前史
  • 『覚書』に描かれる表面の美、ポリクロミー
  • 一八三〇年前後、歴史主義の現れ—芸術と装飾の復興
  • 始原への探究
  • 建築の四要素
  • 科学・産業・芸術
  • 様式と被覆—ロンドン講義第一回を中心に
  • 装飾と被覆
  • ウィーンの十九世紀建築と歴史主義
  • オットー・ヴァーグナーの「近代建築」と被覆
  • 被覆/サーフェス—アドルフ・ロースから現在まで

「BOOKデータベース」 より

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