異界へいざなう女 : 絵巻・奈良絵本をひもとく

書誌事項

異界へいざなう女 : 絵巻・奈良絵本をひもとく

恋田知子著

(ブックレット「書物をひらく」, 5)

平凡社, 2017.4

タイトル別名

異界へいざなう女 : 絵巻奈良絵本をひもとく

タイトル読み

イカイ エ イザナウ オンナ : エマキ・ナラ エホン オ ヒモトク

注記

主要参考文献: p106-108

内容説明・目次

内容説明

お伽草子などの物語世界で、この世との境にいて人々をあの世へと引きずり込む女たち。そうした物語を語り伝え、また絵巻や絵本に仕立てて物語という異界を現実世界に実現する女たち。そして物語を罪あるものととらえ、供養する営み。物語と女たちとの、多層にわたる深いかかわりをとらえる。

目次

  • 1 異界へいざなう女(洗濯する女;男が蛇になる理由 ほか)
  • 2 源氏物語を供養する女(源氏供養の誕生;源氏供養の儀礼と女院 ほか)
  • 3 嫁入り道具としての奈良絵本(叢書としての奈良絵本・絵巻;同じ筆による奈良絵本 ほか)
  • 4 尼と絵巻(無欲の聖、真盛上人;真盛の往生伝記 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ