「海に住まうこと」の民族誌 : ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境
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「海に住まうこと」の民族誌 : ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境
風響社, 2017.2
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海に住まうことの民族誌 : ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境
ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境
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ウミ ニ スマウ コト ノ ミンゾクシ : ソロモン ショトウ マライタトウ ホクブ ニオケル シャカイテキ ドウタイ ト シゼン カンキョウ
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Library, Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization図
OLBP||39||U11989801
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Note
博士学位論文「ソロモン諸島マライタ島北部のアシ/ラウにおける『海にすまうこと』の現在 : 別様でありうる生の民族誌」(東京大学, 2014年提出) をもとに、出版向けに加筆・修正を加えたもの
参照文献: p393-414
Description and Table of Contents
Description
サンゴを積み上げた人工の島に暮らす人々。悠久の昔から続く南洋の長閑な風景と見まがう。だが、ひとびとの日常に深く寄り添うと、そこには絶えざる変化と切り結ぶ日々新たな生活があった。同時代を生きる者同士としての共振から新たな民族誌を展望。
Table of Contents
- 序論 別様でありうる「住まうこと」—非同一的な生の民族誌に向けて
- 第1章 「海に住まうこと」の現在—民族誌的概観
- 第2章 海を渡り、島々に住まう—移住と人工島群の形成史
- 第3章 海を渡る生者たちと死者たち—葬制、移住と親族関係
- 第4章 「カストム/教会」の景観—現在の中のキリスト教受容史
- 第5章 夜の海、都市の市場—漁業と「住まうこと」の現状
- 第6章 生い茂る草木とともに—土地利用と「自然」をめぐる偶有性
- 第7章 想起されるマーシナ・ルール—「住まうこと」と偶有性の時間
- 結論
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