他者としての自然
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他者としての自然
(環境人文学, 2)
勉誠出版, 2017.4
- タイトル読み
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タシャ ト シテ ノ シゼン
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内容説明・目次
内容説明
文学から歴史学、人類学、教育学、言語学を横断し、環境人文学における「他者」をめぐる最新の議論と、今後考えるべき問題を提示する。「異なる種」である動物の表象、人間外存在(ノンヒューマン)の表象から、贈与と負債の感情、時間の捉え方など、「他者としての自然」と「人間」との関係性を再考する。
目次
- 1 人間と動物のあいだ(鼎談 鳥の影—二一世紀になお自然を描くとは;イヌはいかに人間の言うことを理解するのか—マルチスピーシーズ民族誌の可能性;越境する動物がもたらす贈物;彷徨といふ救済/ザネリの夜—『銀河鉄道の夜』『もののけ姫』に寄せて)
- 2 日本とアメリカのあいだ(環境意識と文学の意匠—ソローにみる異化の技法;バートルビーの眼をとじる—超越主義的ネットワークにおける視覚、身体、他者;ゲーリー・スナイダーの『終わりなき山河』—惑星文学の可能性;真珠湾攻撃の内宇宙—バラードSFとエコ・テロリズム;ミッキー・ウルフマンなんか怖くない—オオカミ/パラノイア/『LAヴァイス』)
- 3 これからの環境人文学(環境人文学の現在;未来の種、未来の住み処—環境人文学序説;自然/文化、環境/文学—記号の儀式と擬制の祝宴;インタビュー 「二五年後」のエコクリティシズム)
「BOOKデータベース」 より