読んで楽しむ百人一首
著者
書誌事項
読んで楽しむ百人一首
KADOKAWA, 2017.4
- タイトル別名
-
百人一首 : 読んで楽しむ
- タイトル読み
-
ヨンデ タノシム ヒャクニン イッシュ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ天智天皇から始まるのか?親子の歌は18組もある?秋の歌が春の歌の3倍近く!紅葉の名所・竜田川から「竜田揚げ」は生まれた?「小倉あん」の由来は紅葉で名高い小倉山?研究の第一人者が、歌のなりたちから、詠み人の素顔に加え、料理や動植物、色彩などにまつわるエピソードを紹介。楽しみながら味わうコツがわかる。
目次
- 秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
- あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(柿本人丸)
- 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士のたかねに雪は降りつつ(山辺赤人)
- 奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫)
- かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける(中納言家持)
- 天の原ふりさけ見れば春日なるみかさの山に出でし月かも(阿倍仲麿)
- わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
- 花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに(小野小町)
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より