ジャンヌ=ダルクの百年戦争
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書誌事項
ジャンヌ=ダルクの百年戦争
(新・人と歴史拡大版, 06)
清水書院, 2017.4
新訂版
- タイトル別名
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ジャンヌ=ダルク
ジャンヌダルクの百年戦争
- タイトル読み
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ジャンヌ=ダルク ノ ヒャクネン センソウ
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注記
「人と歴史」シリーズの『ジャンヌ=ダルク』(1975年刊)、「清水新書」の『ジャンヌ=ダルクの百年戦争』(1984年刊)に加筆・修正を施して復刊したもの
ジャンヌ=ダルク年譜: p242-247
参考文献: p248-250
内容説明・目次
内容説明
ジャンヌ・ダルクが「救国の聖女」の極印を打たれてすでに久しい。この通貨はいまだに有効で、なにか動乱があって女性が登場すると、すぐさまジャーナリズムは「現代のジャンヌ=ダルク」をうんぬんする。これも確かに「ひとりのジャンヌ=ダルク」ではあろう。だが、神格化された人々のアスピレーションのむかう対象となったジャンヌ=ダルクの陰に、「もうひとりのジャンヌ=ダルク」がいる。同時代人はジャンヌ=ダルクをヴァロワ王権の味方、教会にそむく異端の少女としか見なかった。本書は、その時代の生身のジャンヌ=ダルクを追い求めた、ユニークなジャンヌ=ダルク伝である。
目次
- 1 噂の娘(イメージのジャンヌ;オルレアンの攻防)
- 2 百年戦争後半の幕あけ(王権横領;党派の争い;分裂するフランス王国)
- 3 ジャンヌ現代史(オルレアンへ;一四二〇年代;北征)
- 4 ルーアンのジャンヌ(コンピエーニュの悲歌;裁かれるジャンヌ)
「BOOKデータベース」 より