モーリアック : 文学と信仰のはざまで
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モーリアック : 文学と信仰のはざまで
八坂書房, 2017.4
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François Mauriac : entre l'activité littéraire et la foi chrétienne
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モーリアック : ブンガク ト シンコウ ノ ハザマ デ
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Note
参考文献: p256-261
Description and Table of Contents
Description
フランソワ・モーリアックはフランスのカトリック作家(1952年ノーベル文学賞受賞)として知られるが、傑作を執筆した1930年頃、彼は信仰の不安に苦しんでいた。本書ではモーリアックの「回心」を軸にその前後の小説を比較し、作品に隠された深い意味をすくい出す。また、「自然」のイメージを通して作品の本質に迫り、新しい読解の方法を提示。さらに、三島由紀夫作品との比較研究により、日本文学に与えた影響についても考察する。
Table of Contents
- 第1部 自然のイメージ—閉ざされた世界
- 第2部 自然との「照応」
- 第3部 1930年以降の作品と「冬」のイメージ
- 第4部 モーリアックとカトリックの信仰
- 第5部 『キリスト者の苦悩と幸福』について
- 附論 モーリアックと日本文学
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