隷属なき道 : AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
著者
書誌事項
隷属なき道 : AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
文藝春秋, 2017.5
- タイトル別名
-
Utopia for realists
隷属なき道 : AIとの競争に勝つ : ベーシックインカムと一日三時間労働
- タイトル読み
-
レイゾク ナキ ミチ : AI ト ノ キョウソウ ニ カツ ベーシック インカム ト イチニチ サンジカン ロウドウ
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注記
原著 (オランダ語版2014, 英語版c2016) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
オランダの29歳の新星ブレグマンが、「デ・コレスポンデント」という広告を一切とらない先鋭的なウェブメディアで描いた新しい時代への処方箋は、大きな共感を呼び、全世界に広がりつつある。最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあること。その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっとも広がる。それに対する処方箋は、人々にただでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、そして国境線を開放することである。それこそが、機械への『隷属なき道』となる。
目次
- 第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?
- 第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい
- 第3章 貧困は個人のIQを一三ポイントも低下させる
- 第4章 ニクソンの大いなる撤退
- 第5章 GDPの大いなる詐術
- 第6章 ケインズが予測した週一五時間労働の時代
- 第7章 優秀な人間が、銀行家ではなく研究者を選べば
- 第8章 AIとの競争には勝てない
- 第9章 国境を開くことで富は増大する
- 第10章 真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます
- 終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること
「BOOKデータベース」 より