源氏物語の記憶 : 時代との交差
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源氏物語の記憶 : 時代との交差
武蔵野書院, 2017.5
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリ ノ キオク : ジダイ トノ コウサ
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内容説明・目次
内容説明
道長から頼通の時代へと引き継がれた政治・文化は、サロン文芸を支える女房たちを、和歌から物語へと躍動させた。時代背景は“いま”となり物語に蘇る。本書は源氏物語以後を時代の中で浮き彫りにした。
目次
- 1 『源氏物語』宇治十帖の記憶(宇治十帖の表現位相—作者の時代との交差;匂宮三帖と宇治十帖—回帰する“引用”・継承する“引用”;宇治十帖の執筆契機—繰り返される意図 ほか)
- 2 後期物語の記憶(後期物語創作の基点—紫式部のメッセージ;挑発する『寝覚』『巣守』の古筆資料—絡み合う物語;『狭衣物語』の位相—物語と史実と ほか)
- 3 道長・頼通時代の記憶(生き残った『枕草子』—大いなる序章;藤原摂関家の家族意識—上東門院彰子の場合;その後の道綱 ほか)
「BOOKデータベース」 より