自然科学の視点から考える日本民俗学
著者
書誌事項
自然科学の視点から考える日本民俗学
(幻冬舎ルネッサンス新書, 135)
幻冬舎メディアコンサルティング , 幻冬舎 (発売), 2017.4
- タイトル別名
-
日本民俗学 : 自然科学の視点から考える
- タイトル読み
-
シゼン カガク ノ シテン カラ カンガエル ニホン ミンゾクガク
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注記
参考文献: p213
内容説明・目次
内容説明
日本文化の際立った特徴(貧弱な住宅、豊かな外食産業、農業不適地、歓楽街の林立、巨大商社の誕生など)は、諸大陸から隔てられた極東の島国である地理的要素と自然災害多発・高温多湿の地殻地勢・気候的要素に拠るという自然科学者の視点からの新奇な日本民俗学が論じられている。また、大学における理数系教官としての多様な経験に基づいて、我が国の高等教育・研究制度に潜む種々の問題に一石を投じ、新たな改善策が示されている。さらに、人生や日常の様々な事象について、生と性の問題から老い、死生観に至るまで、興味溢れる斬新な見解が展開されている。我が国のさらなる発展とよりよい私生活のための秘策満載で、若年層からシニア世代に至るまでの現代日本人必読の書である。
目次
- 第1章 日本の風土・風俗分析(日本の特異性の原点;日本の芸術・文化考;周辺の現実問題から目を背けるな)
- 第2章 世界における日本(世界との違いを考えてみよう;日本と世界の食文化)
- 第3章 自然科学研究者雑感(科学と文化;誤解多き大学教官;大学研究教育の改善に向けて)
- 第4章 生と性(男の性と風俗;女性の性と風俗;健康に生きてこその人生)
「BOOKデータベース」 より