地域包括ケアから社会変革への道程 : ソーシャルワーカーによるソーシャルアクションの実践形態

書誌事項

地域包括ケアから社会変革への道程 : ソーシャルワーカーによるソーシャルアクションの実践形態

中島康晴著

(メンタルヘルス・ライブラリー, 36-37)

批評社, 2017.5-2017.6

  • 理論編
  • 実践編

タイトル別名

地域包括ケアから社会変革への道程 : ソーシャルワーカーによるソーシャルアクションの実践形態

タイトル読み

チイキ ホウカツ ケア カラ シャカイ ヘンカク エノ ドウテイ : ソーシャル ワーカー ニヨル ソーシャル アクション ノ ジッセン ケイタイ

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内容説明・目次

巻冊次

理論編 ISBN 9784826506625

内容説明

さあ、はじめよう!社会福祉の世界から“革命”を。なぜなら、社会福祉の世界に現れる新自由主義下の矛盾は、生の極限まで追い詰められ、最後の絆に托すしかない人びとの怨念そのものだからである。このエネルギーを社会変革の糧にすることなしには新たな社会を眺望することはできないのである。

目次

  • 第1章 ソーシャルワークと社会変革—新自由主義に対抗するソーシャルワークの潜在力(人間の尊厳と新自由主義;ソーシャルワークの特有性と可能性;ソーシャルワークが新自由主義に加担する危険—社会福祉基礎構造改革を問い質す ほか)
  • 第2章 「暮らしたい場所で暮らし続ける自由を守る」—新自由主義における「自由」の実相(暮らしたい場所で暮らし続ける自由を阻害するもの;暮らし方の自由を守るための実践;新自由主義における「自由」の実相)
  • 第3章 ソーシャルワークからみる地域包括ケア(人間の尊厳保障に資する地域包括ケア—「本人の望む場所で、本人の望む暮らしを」志向する;地域発の地域包括ケアの実践—実践から理論をつくる;公的責任の逃避としての地域包括ケア—自助・互助・共助・公助における序列化の弊害 ほか)
巻冊次

実践編 ISBN 9784826506649

内容説明

ソーシャルワーカーの仕事は、人びとのより身近で継続的な社会環境としての地域において、支援する側・される側という支配・被支配のタテの権力関係を超えて、「ひらかれた」地域へ向けて信頼性、互酬性、多様性を創出し、暮らしに困難を抱える人びとへの眼差しを地域住民と共有しつつ、互いのアイデンティティの変容をとおして地域変革を実現し、さらに社会変革へ向けてその理念を具現化させることにある。

目次

  • 第4章 実践の素地を整える—「地域の絆」の理念と概要(「地域の絆」の理念;個別支援と地域支援の結合—ケアとまちづくりの分断を乗り越える ほか)
  • 第5章 地域包括ケアから社会変革への道筋—「人びと」の「出逢い直し」を求めて(地域における正負の側面—地域住民が主体的に信頼性と互酬生を育むことを促進する;「状況に埋め込まれた学習」論から学ぶ地域包摂の方法 ほか)
  • 第6章 社会変革を促進する組織運営論(「実践共同体」の目的および共通理解;社会的企業としての運営方針—「社会性」と「事業性」の均衡をはかる ほか)
  • 第7章 地域包括ケアが社会を変える—地域変革から社会変革へ(人間の尊厳を保障するための拠り所;リスクを取らないソーシャルワークはソーシャルワークたり得ない ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23766601
  • ISBN
    • 9784826506625
    • 9784826506649
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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