性・差別・民俗
著者
書誌事項
性・差別・民俗
(河出文庫, [あ27-1])
河出書房新社, 2017.4
- タイトル読み
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セイ サベツ ミンゾク
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注記
「非常民の民俗境界」(明石書店 1988年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
“境界”においてこそ、多様な階級の農民や非定住民の生活様態が顕在化する—。祭りなどの非差別民の民俗、土俗信迎と夜這いの性民俗から非常民の実像に迫る赤松の代表作。「せめて村落共同体の最末期の環境と、戦時下における抵抗と屈従の歴史を残しておきたい」というのが唯一の目標であるとする赤松民俗学の遺産。
目次
- 1 民俗境界論序説—はしがきに代えて(無間の鐘を撞く;境界の調査と弾圧;非定住人の世界;性的民俗の境界性;都市民俗の連帯性 結びとして)
- 2 村の祭礼と差別(酒見北條の節句祭り—播磨・加西郡北條町;農村の結婚と差別の様相;ムラとマツリ)
- 3 土俗信仰と性民俗(新婚の民俗;土俗信仰と性民俗;共同体と“性”の伝承)
「BOOKデータベース」 より