天皇墓の政治民俗史
著者
書誌事項
天皇墓の政治民俗史
有志舎, 2017.5
- タイトル別名
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天皇墓の政治民俗史
- タイトル読み
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テンノウハカ ノ セイジ ミンゾクシ
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注記
参考文献: p491-520
内容説明・目次
内容説明
近現代の神道的な形式による天皇墓は、他の時代の天皇墓と比較して明らかに異質である。これは前近代の再編成なのだろうか、それとも前近代との断絶なのだろうか。本書は、文献資料はもちろん、考古資料・民俗資料をも利用し、さらには武士墓や庶民墓などとも比較しながら、古代から近現代にかけての天皇墓の全体像を通史として叙述する。天皇墓の変遷をたどることにより、その変容の意味や政治と民俗との相関関係を考える。
目次
- 序—天皇墓の課題と比較史の方法
- 1 古代—火葬墓制の形成
- 2 中世—天皇の「西方極楽」往生(1)
- 3 近世—天皇の「西方極楽」往生(2)
- 4 天皇墓の明治維新—神道式跪拝への転換
- 5 近現代(1)—神葬祭の様式的完成
- 6 近現代(2)—近現代天皇墓の完成
- 結—政治と民俗
「BOOKデータベース」 より