文明史のなかの文化遺産
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文明史のなかの文化遺産
臨川書店, 2017.5
- タイトル読み
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ブンメイシ ノ ナカ ノ ブンカ イサン
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注記
「文化遺産と生きる」(臨川書店, 2017年刊) の姉妹編
国立民族学博物館の機関研究「文化遺産の人類学--グローバル・システムにおけるコミュニティとマテリアリティ」(2013-15年度)の成果報告書
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
文化遺産は誰のものなのか?本書姉妹編『文化遺産と生きる』とともに、文化遺産学にはじめて文化人類学的視点を導入する。国立民族学博物館(みんぱく)機関研究の成果を書籍化!
目次
- 人類的課題としての文化遺産—二つの文化が出会う現場
- 第1部 担い手たちのコミュニティ(文化財の多様なまもり方—民俗芸能に引き寄せられた人たちのコミュニティ;遺跡をめぐるコミュニティの生成—南米ペルー北高地の事例から)
- 第2部 生きている遺産(隠された文化遺産—タンザニア南部キルワ島の世界遺産をめぐる観光と信仰;聖地を担う—「生きた信仰」をめぐる斎場御嶽のコミュニティ管理;創造される文化的景観—客家地域の集合住宅をめぐる文化遺産実践;伝統の創成と開かれたアイデンティティ—中南部アフリカ・ザンビアにおける民族集団の動きから)
- 第3部 変わりゆく伝承のかたち(民族文化の振興と工芸—北海道二風谷の木彫盆・イタから考える;テーマ・パークにおける芸能伝承—「美しいインドネシアミニチュア公園」が投げかける問い;伝統と創作のはざま—台湾原住民族の「伝統智慧創作」を事例として)
- 第4部 新しい担い手たち(遺産を担う変わり者—スペイン・ガリシアの古城をめぐるM氏とアソシエーション;遺産に暮らす新旧住民—英国カントリーサイドの「住まい」とコミュニティ;蠅としての民俗学者—無形文化遺産におけるよそ者の役割)
「BOOKデータベース」 より