文化遺産と生きる
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文化遺産と生きる
臨川書店, 2017.5
- タイトル読み
-
ブンカ イサン ト イキル
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注記
「文明史のなかの文化遺産」(臨川書店, 2017年刊) の姉妹編
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
文化遺産は誰のものなのか?本書姉妹編『文明史のなかの文化遺産』とともに、文化遺産学にはじめて文化人類学的視点を導入する。国立民族学博物館(みんぱく)機関研究の成果を書籍化!
目次
- 「人間不在の文化遺産」という逆説を超えて
- 第1部 無形文化遺産とその影響力(無形文化遺産を語る人たち;幻影化する無形文化遺産;遺産登録をめぐるせめぎあい—トン族大歌の事例から)
- 第2部 無形の遺産の担い手たち(伝承の「舞台裏」—神楽の舞の構造に見る、演技を生み出す力とその伝えられ方;映像がとらえる儀礼と音楽—エチオピアのザール憑依儀礼と楽師アズマリを事例に;文化財の演じ方—獅子舞の演者たちの文化財意識)
- 第3部 世界遺産のゆくえ(住民不在の世界遺産—文化の担い手への配慮なき遺産保護の限界;世界遺産のまもり方—民家の移築保存と現地保存をめぐって;生活の中に見出された世界遺産—紅河ハニ棚田群の文化的景観)
- 第4部 商品としての無形文化遺産(遺産観光の光と影—中国雲南省・シーサンパンナ、タイ族園の事例より;商品化と反商品化—マダガスカル山村の無形文化遺産)
- 第5部 文化行政への問いかけ(変化のただ中の継承者育成—中国の無形文化遺産保護劇団・西安易俗社の事例から;地域文化遺産の継承)
「BOOKデータベース」 より