水俣を伝えたジャーナリストたち

書誌事項

水俣を伝えたジャーナリストたち

平野恵嗣著

岩波書店, 2017.6

タイトル別名

水俣を伝えたジャーナリストたち

タイトル読み

ミナマタ オ ツタエタ ジャーナリスト タチ

大学図書館所蔵 件 / 104

注記

「水俣病と報道」関連年表: p198-199

参考文献: p200-202

内容説明・目次

内容説明

公式発見から六十年余。“水俣”はどのように伝えられてきたのか。組織ジャーナリズムの一員として、あるいはフリーの立場で。偶然の出会いによって、あるいは忌避の気持ちを抱えながら、関わりが始まる。伝える側は、“水俣”とどのように向き合ってきたのか。現在につながる教訓と志を描き出す。

目次

  • 1 報道のはじまり(「奇病」から「水俣病」に;「傍観者」として半世紀—写真家・桑原史成)
  • 2 報道と支援と(松岡洋之助—「告発する会」行動隊長;宮澤信雄—終わったと思っていた水俣へ;大治浩之輔—調査報道の先駆者;久野啓介—水俣が映し出す戦後)
  • 3 写真と映像の力(夫婦と助手の水俣取材班—アイリーン・美緒子・スミス、石川武志;もう一人の写真家—岡村昭彦;高木隆太郎—プロデューサーvs.監督でけんかも;小池征人—有名監督の下で働く快楽)
  • 4 現地で向き合う(高峰武—「自分で考える」;増子義久—炭鉱、水俣から戦後補償まで;村上雅通—水俣病を避けた取材者;井上佳子—アナウンサーから記者、ディレクターに)

「BOOKデータベース」 より

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