ニーマイヤー104歳の最終講義 : 空想・建築・格差社会
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書誌事項
ニーマイヤー104歳の最終講義 : 空想・建築・格差社会
平凡社, 2017.5
- タイトル別名
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Il mondo é ingiusto
ニーマイヤー : 104歳の最終講義
ニーマイヤー104歳の最終講義 : 空想建築格差社会
- タイトル読み
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ニーマイヤー 104サイ ノ サイシュウ コウギ : クウソウ ケンチク カクサ シャカイ
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内容説明・目次
内容説明
2012年、オスカー・ニーマイヤー104歳。この本に綴られているのは、1世紀を超えて生涯現役を貫いた不出世の建築家が、格差の時代に生きる現代の若者たちに向けて放った、彼の最後のメッセージである。「104年の人生を振り返って、改めて思う。この世の中は間違っている。社会は変わらなければならない。持たざるものは、その貧しさから抜け出さなければならず、持つものは、占有する富を減らさなければならない」。建築界の絶対的な主役を務め続けたニーマイヤーの哲学は、その仕事の中に凝縮され、突き刺さっている。ニーマイヤーの建築は、常に社会をよりよくすることに向けられていた。「建築は、単にきっかけを作るに過ぎない。重要なのは、人の日常の暮らしであり、人である。人は、心と感情を持ち、正義と美に飢え、快適と刺激を渇望する、不思議な生き物である。これを、決して忘れてはならない」。彼の建築の根底にある、ゆるぎない信念を持って、彼は呼びかける。
目次
- 空想とはなにか
- 大多数の人々
- 「世の中を変えたいのです」
- 美は機能する
- 先駆けたものたち
- 未来を発明する
- 104歳
- 問い
- 宙に絵を描いていた少年(アルベルト・リヴァ)
- 編集ノート
「BOOKデータベース」 より