今川氏研究の最前線 : ここまでわかった「東海の大大名」の実像

書誌事項

今川氏研究の最前線 : ここまでわかった「東海の大大名」の実像

大石泰史編

(歴史新書y, 071)

洋泉社, 2017.6

タイトル別名

今川氏研究の最前線 : ここまでわかった東海の大大名の実像

タイトル読み

イマガワシ ケンキュウ ノ サイゼンセン : ココマデ ワカッタ トウカイ ノ ダイダイミョウ ノ ジツゾウ

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注記

監修: 日本史史料研究会

文献あり

内容説明・目次

内容説明

世の中の常識—公家趣味に傾倒した今川義元は、天下号令のために上洛を目指したが、桶狭間合戦で敗死。その子息・氏真は、信長に報復もできない軟弱大名で、家康にも裏切られて同家は没落してしまった。本書の核心—今川氏は室町将軍家の支流で、駿河守護、遠江守護を務めた。一時は、駿河から尾張の一部まで勢力を拡げ、周辺の有力大名と「同盟」を結び、外交戦略を駆使した大大名だった。

目次

  • 第1部 今川領国の領主たち(“今川本家と今川一門”駿河今川氏の「天下一名字」は史実か;“今川氏の主従関係”今川氏の被官と「駿遠三」の国衆;“外様国衆・井伊氏と今川氏”今川氏の「徳」が問われた「井伊谷徳政」とは?)
  • 第2部 今川氏の外交(“今川氏と京都”公家・将軍家との「外交関係」を支えた今川家の側近たち;“武田・北条氏と今川氏”今川氏の栄枯盛衰と連動した「甲駿相三国同盟」;“三河・尾張方面の情勢”織田氏との対立、松平氏の離叛はなぜ起きたか)
  • 第3部 桶狭間合戦前後の今川氏と周辺状況(“桶狭間合戦と義元上洛説”「三河守任官」と尾張乱入は関係があるのか;“今川義元と太原崇孚”臨済宗寺院の興隆と今川氏の領国拡大;“南信濃・東美濃と三河”桶狭間敗戦以降の三河情勢と「今川・武田同盟」)
  • 第4部 今後期待される研究テーマ(“考古学からみた今川氏”今川氏時代の城館跡の特徴を検証する;“今川氏と検地”「検地」の実像は、どこまでわかっているのか;“今川氏と和歌”文学活動に長い伝統と実績を持つ家柄)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23823024
  • ISBN
    • 9784800312631
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    287p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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