真説戦国武将の素顔
著者
書誌事項
真説戦国武将の素顔
(宝島社新書, 476)
宝島社, 2017.5
- タイトル読み
-
シンセツ センゴク ブショウ ノ スガオ
大学図書館所蔵 件 / 全11件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
歴史を知るうえで一番大事なのは疑うこと—。東京大学史料編纂所の教授である著者が最新歴史学の研究成果を踏まえ、愛ある毒舌で戦国武将の実像を紹介する。さまざまな英雄譚とともに語られる戦国武将だが、「過剰な能力主義」で自らの首を絞めた織田信長、一国の侵略に固執するあまり天下の形勢を見誤った武田信玄、目的なき戦いに離反する家臣を止められない“義の人”上杉謙信、“独眼竜”伊達政宗の情けない失敗の数々—こうした批判的視点からは、じつに人間味にあふれた等身大の姿が見えてくる。また、中央からの独立を志した今川義元の意外な姿や、人間関係で読む本能寺の変など、史実で戦国時代のリアルに迫る。
目次
- 第1章 天下人の失敗と素顔(織田信長 野蛮な能力査定;豊臣秀吉 信長以上のブラック上司;徳川家康 美のない天下人)
- 第2章 名将も後継者の育成は苦手だった?(武田信玄 意外と大局観がなかった?;上杉謙信 “義の人”も人の心は読めなかった;毛利元就 誰も信用しない戦国一の二枚舌)
- 第3章 敗者の実像とホンネ(石田三成 嫌味な中間管理職;明智光秀 謎多き男の“思いつき”;今川義元 永遠の引き立て役の実像とは?)
- 第4章 地元LOVEな地方の英雄(島津四兄弟 最強の武闘派ブラザーズ;伊達政宗 じつは戦国一の小悪党)
- 番外編 戦国時代の悪女(淀殿 豊臣家を滅ぼした最強の毒親)
「BOOKデータベース」 より