書誌事項

相続の日本史

安藤優一郎著

(日経プレミアシリーズ, 342)

日本経済新聞出版社, 2017.6

タイトル読み

ソウゾク ノ ニホンシ

大学図書館所蔵 件 / 23

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p215-216

内容説明・目次

内容説明

古今東西を問わず、相続を巡る争いが歴史を動かしてきた。天皇家、摂関家、将軍家、大名家における相続争いは、その象徴と言える。本書は、歴史研究者として定評ある筆者が、古代から江戸時代まで、知られざる事例も挙げながら、権力の基盤と相続争いをキーワードに読み解くことの国の歴史。

目次

  • 1 兄弟から父子直系の相続へ—古代から南北朝の時代まで(古代天皇と譲位の始まり;国政をめぐる取り巻きたちの争い;摂関政治と院政;南北朝時代の到来)
  • 2 将軍職の継承は誰が決めたのか—朝廷と幕府の微妙な関係(鎌倉将軍家と執権北条氏の戦い;足利将軍家と関東公方の戦い;徳川将軍家と御三家・御三卿の戦い)
  • 3 大名の家督相続を決めたのは誰か—将軍の介入(守護大名と戦国大名の熾烈な家督相続争い;江戸時代の家督相続のルール;御家騒動と主君押込)
  • 4 女性も家督を相続した時代があった—天皇から戦国大名まで(女性天皇の誕生;女性の相続と後家の役割;女戦国大名の登場;徳川家の家督相続における大奥の役割)
  • 5 将軍代替りごとに所領相続が保証された—徳川家の御墨付き(領知朱印状の発給と朱印改;新朱印状拝領までの長き道のり;代替りに伴う必要経費)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ