日本文学の発生序説
著者
書誌事項
日本文学の発生序説
(角川文庫, 20409)
KADOKAWA, 2017.6
改版
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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ニホン ブンガク ノ ハッセイ ジョセツ
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注記
初版: 角川文庫, 角川書店昭和50年刊
著者略年譜: p392-410
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫J-119-7」の表示あり
内容説明・目次
内容説明
あるものを発生させる力というのは、その発生自体が目的で終息するわけではない。発生した後もその力は一つの傾向を保ち、発生させたものの変化を促し続けるのである—。古代人が諺や枕詞、呪詞に顕した神意と神への信頼を、折口は「生命の指標(らいふ・いんできす)」と名づけ、詩歌や物語の変遷を辿りながら、古代より脈打つ日本文学の精神を追究する。生涯にわたり書き改め続けた貴重な論考。
目次
- 詞章の伝承
- 文学様式の発生
- 律文学の根柢
- 声楽と文学と
- 小説戯曲文学における物語要素
- 文学と饗宴と
- 異人と文学と
- 翁舞・翁歌
- 日本文学の内容
- 日本文学発想法の一面—誹諧文学と隠者文学と
- 笑う民族文学
「BOOKデータベース」 より