アレクサンドロス大王 : 「世界」をめざした巨大な情念

書誌事項

アレクサンドロス大王 : 「世界」をめざした巨大な情念

大牟田章著

(新・人と歴史拡大版, 09)

清水書院, 2017.5

新訂版

タイトル別名

アレクサンドロス大王

アレクサンドロス大王・「世界」をめざした巨大な情念

アレクサンドロス大王 : 世界をめざした巨大な情念

タイトル読み

アレクサンドロス ダイオウ : 「セカイ」オ メザシタ キョダイナ ジョウネン

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注記

「人と歴史」シリーズの『アレクサンドロス大王』(1976年刊)、「清水新書」の『アレクサンドロス大王・「世界」をめざした巨大な情念』(1984年刊)に加筆・修正を施して新訂版として復刊したもの

アレクサンドロス大王年譜: p258-263

参考文献: p264-267

内容説明・目次

内容説明

「アレクサンドロス大王」という名前の裡には、なにか人の心を捉え、惹きつけるものが潜んでいる。その名は、二三〇〇年余の昔、流星の光芒をもって歴史の天空をよぎり、そして瞬間に消えた。それは、個性の抑え難い衝迫に圧縮されて噴出した、新しい時代のエネルギーそのもの、ともいえた。若さは、いつの時代にも、既存に抗し、偸安を根底から覆す衝撃力である。アレクサンドロスは、おのれの可能性をほとんど無限に信じた。かれの前に道はない。かれが道をつくるのだ。それは星への道、「誉れ」への道であった。

目次

  • 1 満ちてくる潮(期待と不安;黒い渦;ヘレスポントスのかなた)
  • 2 疾風(結び目の謎;闘志;玉輦悲運)
  • 3 羅針盤(黒い太陽;烽火;夢と現実)
  • 4 見果てぬ夢(逃げ水;バビュロンの雲;一〇年の足跡)

「BOOKデータベース」 より

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