双極性障害の家族焦点化療法
著者
書誌事項
双極性障害の家族焦点化療法
金剛出版, 2017.6
- タイトル別名
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Bipolar disorder : a family-focused treatment approach
- タイトル読み
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ソウキョクセイ ショウガイ ノ カゾク ショウテンカ リョウホウ
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注記
監訳: 大野裕, 三村將
原著第2版(Guilford Press, c2008)の翻訳
文献: p354-364
内容説明・目次
内容説明
気分障害の治療における家族の関与はきわめて重要である。外来治療でも入院治療でも家族の協力を求めることはまれではない。定型的な家族療法が行われることは少ないにしても、家族と協働で治療を行うことは一般的に行われている。双極性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者の家族や社会的な人間関係の観点にも考慮しなければならない。そうした考えから開発された家族焦点化療法(Family Focused Therapy:FFT)という心理教育的介入法について、本書では(1)この治療の開発を進めた研究と臨床の背景について、(2)評価の実施法、心理教育、コミュニケーション・トレーニング、問題解決モジュールの実施に関するマニュアルについて、の2つの面に分けて解説する。
目次
- 第1部 双極性障害患者とその家族—臨床と研究の背景(双極性障害—なぜ家族焦点化療法か?;双極性障害の特徴と家族への影響;家族・社会的要因と双極性障害の経過)
- 第2部 家族焦点化療法の実践(初回面接の計画;機能の評価;家族心理教育—初回セッション;家族心理教育—病因、治療、そして自己管理;家族心理教育—抵抗を扱う;コミュニケーション・トレーニング—理論的背景と作用機序;コミュニケーション・トレーニング—臨床上の問題;家族の問題への対処;家族焦点化療法における危機管理;終結)
「BOOKデータベース」 より