平均思考は捨てなさい : 出る杭を伸ばす個の科学
著者
書誌事項
平均思考は捨てなさい : 出る杭を伸ばす個の科学
早川書房, 2017.5
- タイトル別名
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The end of average : how we succeed in a world that values sameness
- タイトル読み
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ヘイキン シコウ ワ ステナサイ : デル クイ オ ノバス コ ノ カガク
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内容説明・目次
内容説明
平均身長、平均点、平均年収、平均層…私たちのものの考え方や価値観には、「平均」を基準に据えるという手続きがデフォルトにようにしみついている。しかし、この「平均思考」が害をなすとしたらどうだろう?ハーバード教育大学院で“個性学”プログラムを推進するローズは、この「平均思考」がいかに大きな障害となりうるかを歴史的経緯と最新研究、具体的な事例をもって説く。そして平均思考を排して成功した実際の学校や企業の例を通じ、自己のユニークネスを理解し、個性を存分に発揮することで人生で優位に立つヒントとなる3つの原理、すなわちバラツキの原理、コンテクストの原理、迂回路の原理を紹介する。「個性を生かす」というのは建前ではなく現代人が生き残るうえで必須であると納得できる啓発の書。
目次
- はじめに—みんなと同じになるための競争
- 第1部 平均の時代(平均の発明;私たちの世界はいかにして標準化されたか;平均を王座から引きずりおろす)
- 第2部 個性の原理(才能にはバラツキがある;特性は神話である;私たちは誰もが、行く人の少ない道を歩んでいる)
- 第3部 個人の時代(企業が個性を重視すると;高等教育に平均はいらない;「機会均等」の解釈を見直す)
「BOOKデータベース」 より