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親鸞の還相回向論

小谷信千代著

法藏館, 2017.6

タイトル読み

シンラン ノ ゲンソウ エコウロン

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内容説明・目次

内容説明

善鸞事件を経て、親鸞が思索の末に見出したものとは—曾我量深以来の還相回向論理解を、聖教の読解から再考し、親鸞の説いた還相回向論の実態を解明する。話題を呼んだ往生論理解についても新資料をもとに改めて考察した一冊。

目次

  • 序章
  • 第1章 親鸞の往生論(現世往生説とは何か;紳鸞は「即得往生」の語をどう理解したか;親鸞による「即得往生」の読み換え;浄土教で往生が臨終時に置かれる理由;長谷正當師の往生理解;親鸞「臨終往生説」の論拠;曇鸞の往生理解)
  • 第2章 親鸞の還相回向論(還相回向と善鸞事件;『教行信証』に説かれる二種の回向と教・行・信・証;教行証の巻名と末法史観との関係;寺川俊昭師の説;曽我量深師の環相回向の理解;長谷正當師の回向の解釈;回向表現説はなぜ生じたか)
  • 結章

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23872336
  • ISBN
    • 9784831887634
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    vii, 220, 2p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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