つらさを乗り越えて生きる : 伝記・文学作品から人生を読む
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書誌事項
つらさを乗り越えて生きる : 伝記・文学作品から人生を読む
新曜社, 2017.6
- タイトル別名
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つらさを乗り越えて生きる : 伝記文学作品から人生を読む
- タイトル読み
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ツラサ オ ノリコエテ イキル : デンキ・ブンガク サクヒン カラ ジンセイ オ ヨム
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
子どもはつらさにどう対処しているか。心から離れない罪悪感にどう向きあったか。うまくいかない母娘関係を和解に導いたものは?誰もが人生のどこかでつまずき、つらさを乗り越える困難と向き合う。そんな時、何が生きる力となるのか。心理学者が文学作品、実在の人物の伝記やエッセイから読み解く。
目次
- 1章 子どもにとって「想像上の仲間」がもつ意味は何か—六つの文学作品をめぐって(移行対象の機能と意義;想像上の仲間 ほか)
- 2章 罪悪感は何に対してもたれ、償うために何がなされるのか—イアン・マキューアン『贖罪』と中島京子『小さいおうち』(望ましくない行動をした後の行動;望ましくない行動をした時にもたれる罪悪感 ほか)
- 3章 人は何を行動の基準にし、何に救いを求めるのか—遠藤周作の信仰をめぐる六つの小説の変遷(『黄色い人』—「なぜ悪いことをしないのか」「悪いこととは何か」の問い;『黄色い人』『海と毒薬』—正しいとされていることへの疑問と「正しさはあるのか」の問い ほか)
- 4章 幼少期に母親との関係が悪かった娘は、その後どうなるのか—マリア・カラスと佐野洋子の場合(マリア・カラスの場合;佐野洋子の場合 ほか)
- 5章 なぜ高村智恵子は精神的に破綻したのか—立ち直った二事例と比較して(智恵子の生涯;智恵子の精神的破綻をもたらした要因 ほか)
「BOOKデータベース」 より