ロンギヌスの聖痕
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書誌事項
ロンギヌスの聖痕
(竹書房文庫, く5-1,
竹書房, 2017.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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The quantum priest
- タイトル読み
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ロンギヌス ノ セイコン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784801910638
内容説明
ハーバード大学神学部教授のカルは、ローマ教皇じきじきの奇妙な依頼を受ける。ある司祭の両手首から血が流れ続け、それが“奇跡”による“聖痕”だと噂になっているので、本物かどうか調べてほしいというのだ。手首とは、キリストが処刑された時、まさに釘を打たれた場所。好奇心から調査を引き受けたカルだったが、旅は危険に満ちていた。何者かが、キリストに止めをさしたとされる“聖槍=ロンギヌスの槍”を始めとする聖遺物とその奇跡の力を手に入れようと暗躍していたのだ。所有する者に“世界を制する力”を与えるという、キリストの聖遺物と聖痕をめぐる謎がいま明かされる—!!イタリア、パレスチナ、ドイツ、クロアチア、オーストリア、スペイン、そして南極…世界を股にかけたノンストップ歴史冒険ミステリー!!
- 巻冊次
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下 ISBN 9784801910645
内容説明
“聖痕”を持つ司祭、ジョヴァンニが誘拐された!ヨーロッパから六〇〇〇キロ離れたハーバードにいたにも関わらず、カルには司祭が連れ去られるのがはっきりと見えた。これはキリストの奇跡、幻視なのか?半信半疑なままイタリアへ飛んだカルだったが、司祭の姉イレーネもその幻を体験していた。ふたりはヴァチカンの教皇庁図書館で、ヒントを探そうとするが、カルが望んだ貸出不可の本は、何者かが持ち去った後だった…。カルはナチスの後継者たちがキリストの聖遺物を集めようとしているのではと疑うが、罠にかかったジョヴァンニは、ひとりエルサレムへ送られようとしていた—。キリストの磔刑が行われた場所で、何が起こるのか…。二〇〇〇年の時を越えて、いま聖痕の謎が解き明かされる。驚愕の歴史冒険ミステリー、ついに完結!
「BOOKデータベース」 より