岩佐又兵衛と松平忠直 : パトロンから迫る又兵衛絵巻の謎
著者
書誌事項
岩佐又兵衛と松平忠直 : パトロンから迫る又兵衛絵巻の謎
(岩波現代全書, 103)
岩波書店, 2017.6
- タイトル読み
-
イワサ マタベエ ト マツダイラ タダナオ : パトロン カラ セマル マタベエ エマキ ノ ナゾ
大学図書館所蔵 全125件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p267-276
内容説明・目次
内容説明
特異な表現によって浮世絵の創始者とされる岩佐又兵衛。この天才絵師が関わったとされる数々の作品のなかでも、長大な「又兵衛絵巻群」にはとりわけ異様な魅力がある。この絵巻群の魅力を生んだ根源は何か。これまで主流を占めていた美術史的な分析にかわって、本書は絵画史料論的アプローチによって岩佐又兵衛の絵巻群に迫る。「又兵衛風絵巻群」を読み解く鍵は注文主のパトロン松平忠直にあった。絵巻群に込められた忠直卿の思いとは?
目次
- プロローグ 注文主を中心とした絵画史料読解
- 第1章 「又兵衛風絵巻群」とこれまでの美術史研究
- 第2章 絵画史料論からの疑問と批判点
- 第3章 「定説」に対する異論の登場
- 第4章 忠直の教養・趣味・娯楽と又兵衛の越前下向
- 第5章 松平忠直の年代記—誕生から「隠居」まで
- 第6章 忠直が絵巻化した物語群とは何か
- 第7章 配流地の忠直と『熊野権現縁起絵巻』の奉納
- 第8章 一世・二世・三世の“契り”と倫理的転換
- エピローグ 金色烏帽子の主人公と松平忠直
「BOOKデータベース」 より