近代国家と組織犯罪 : 近代ドイツ・日本における歴史的考察を通じて

書誌事項

近代国家と組織犯罪 : 近代ドイツ・日本における歴史的考察を通じて

岡本洋一著

(熊本大学法学会叢書, 14)

成文堂, 2017.7

タイトル別名

近代国家と組織犯罪 : 近代ドイツ日本における歴史的考察を通じて

タイトル読み

キンダイ コッカ ト ソシキ ハンザイ : キンダイ ドイツ・ニホン ニオケル レキシテキ コウサツ オ ツウジテ

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内容説明・目次

内容説明

刑事法学における歴史的視点から「近代国家と組織犯罪処罰」との相関関係あるいは「近代国家における組織犯罪処罰」が意味するものを明らかにする。19世紀ドイツと、明治維新から現在までの近代日本における団体・結社などに対する刑事法的規制の構造と、社会・経済そして政治などとの関連を歴史的に考察した。

目次

  • 第1部(19世紀ドイツの各領邦刑法における結託、徒党そして団体・結社に対する規定についての比較考察;バイエルン刑法とヴェルテンベルク刑法における結託、徒党そして団体結社に対する各規定をめぐる議論についての比較考察;19世紀ドイツにおける結託・徒党、団体・結社の処罰と「結社の自由」—刑事法と憲法上の基本権との相互関係についての考察)
  • 第2部(戦前日本における団体・結社に対する刑事立法について;賭博犯処分規則についての一考察—戦前日本における団体・結社に対する刑事立法の一例として;戦後日本における団体・結社に対する刑事立法について)
  • 第3部 結論

「BOOKデータベース」 より

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