女性漢詩人原采蘋詩と生涯 : 孝と自我の狭間で
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女性漢詩人原采蘋詩と生涯 : 孝と自我の狭間で
笠間書院, 2017.6
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原采蘋 : 詩と生涯 : 孝と自我の狭間で : 女性漢詩人
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ジョセイ カンシジン ハラ サイヒン シ ト ショウガイ : コウ ト ジガ ノ ハザマ デ
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Note
原采蘋年譜: p645-648
初出一覧: p650-652
2013年に日本大学大学院総合社会情報研究科に提出した学位論文に、その後に発表した論文を加えて一冊にまとめたもの
Description and Table of Contents
Description
寛政10年(1798)に九州秋月藩の儒者の娘として生まれ、生涯独身で日本各地を遊歴の漢詩人として旅を続けた原采蘋。儒教倫理の規制の中で、「漢詩人として成功せよ」との父の遺命を背負い、62年間その遺命に背くことなく漢詩人としての業績を上げることに精進した。遊歴の日記を漢詩で綴ったが、残された詩には、自らの運命に対する恨み、悲しみが正直に書かれており、江戸時代後期に漢詩人として生きた女性の複雑な感情がにじみ出る。またそれは儒者の娘として一人の女性が学んだ知識の深さを改めて知ることが出来るものである。「男子は徳有れば便(すなわ)ちこれ才、女子才なければ、便ちこれ徳」と一般的に考えられた時代に、采蘋のような女性が生きることは決して楽ではなかったはずである。時代の過渡期を彼女はどう生きたのか。その生涯と詩に再び光を当て、これまで定着していた「男装の女性漢詩人」という勇ましい采蘋像を更新した労作。
Table of Contents
- 序章 原采蘋研究の意図と視点
- 第1章 江戸詩風の変遷と地方詩壇の状況
- 第2章 原采蘋の少女時代
- 第3章 漢詩人としての修業時代
- 第4章 遊歴詩人としての出発
- 第5章 江戸での二十年間
- 第6章 房総遊歴
- 第7章 帰郷
- 終章
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