私の東京地図
著者
書誌事項
私の東京地図
(ちくま文庫, [こ-4-21])
筑摩書房, 2017.7
- タイトル別名
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My Tokyo map
私の東京地図
- タイトル読み
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ワタシ ノ トウキョウ チズ
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注記
2013年刊の単行本に「私の東京物語」(東京新聞2015年掲載)を加え1冊にしたもの
英文タイトル、叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
下町に生まれ、和菓子屋の十代目を継ぐべき人間だったが、空襲で焼けだされ、山の手に移り住んだ。それからずっと東京の街を見てきたが、なじみの映画館やレストラン、洋服屋はかなり姿を消し、どんどん変わってゆく。昔の東京はもはや映像や写真の中にしかない。記憶の中にある風景を思い浮かべ、重ね合わせながら歩く。東京の今と昔が交錯するエッセイ集。
目次
- 東京駅から始まる
- 粋筋の香りを残す—赤坂
- 道からの変貌—青山
- 静かな住宅街から盛り場へ—表参道
- 雑然とした日本の象徴—渋谷
- 映画館の町だった—新宿
- 都内最大の米軍基地だった—六本木
- 旧山の手人が集う—恵比寿・目黒
- 東京らしい風景が残っている—日比谷・有楽町
- 橋だけが残った—日本橋
- 変わらない町並みと不確かな記憶—銀座
- 古本と映画の町—神田
- 生れた町のこと—両国
- いまは下町の代表地区—人形町
- 川の向こうとこっち側の違い—深川
- 暗いイメージの土地に…—本所
- 南の果て—品川
- 東京はまだ“普請中”
- 私の東京物語
「BOOKデータベース」 より