我と肉 : 自我分析への序論
著者
書誌事項
我と肉 : 自我分析への序論
(古典転生, 15)
月曜社, 2017.6
- タイトル別名
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Le moi et la chair : introduction à l'ego-analyse
- タイトル読み
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ワレ ト ニク : ジガ ブンセキ エノ ジョロン
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注記
原書 (Collection「Passages」, Cerf, 2006) の全訳
文献一覧: p445-456
内容説明・目次
内容説明
私とは何か—その問いは今もなお古びてなどいない。ハイデガーの存在論とラカンの精神分析を批判的に乗りこえ、より根源的な自我の思想へとまっすぐに錨を下ろす、ラディカルな哲学。
目次
- 序論
- 第1部 自我殺しに抗して(「私は死につつある」あるいはハイデガーの呼びかけ;「私は鏡のなかに自分を見る死人である」あるいはラカンの主体)
- 第2部 デカルトへの回帰(「彼が私を欺くなら、私は在る」;人間でもなく主体でもなく;「私は道であり、真理であり、生である」;私の失調の瞬間;「神の前で/神の代わりに仮面をつけて」(デカルトの遺産))
- 第3部 自我分析への序論(現象学の曖昧さ;内在野;肉的綜合—交叉;触れている自分にどのようにして触れるか—交叉の(不)可能性;触れられないものと触れあって—残りもの;これは私の身体である(のではない)—身体化の残りもの;他人の彼方に;交叉の危機;憎悪から愛へ;原臨終から復活へ;解放へ向けて(内立))
「BOOKデータベース」 より