うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった

著者
    • 藤川, 徳美 フジカワ, トクミ
書誌事項

うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった

藤川徳美著

(光文社新書, 893)

光文社, 2017.7

タイトル別名

うつパニックは鉄不足が原因だった

タイトル読み

ウツ パニック ワ テツブソク ガ ゲンイン ダッタ

注記

参考文献: p221-222

内容説明・目次

内容説明

あなたの不調は、「鉄・タンパク不足」の症状かもしれない—。日本女性の大半は、貯蔵鉄(フェリチン)が空っぽの状態で、諸外国て比べても日本人の鉄不足は深刻だ。しかし普通の検査では見逃されてしまい、また日本では鉄不足への認識が甘いため、多くの人が自分の鉄欠乏に気付いていない。著者は近年、うつ病やパニック障害の患者に「高タンパク・低糖質食+鉄剤」療法を取り入れたところ、精神科薬を脱し鉄剤投与のみとなり治療を終了(完治)する患者を続出させている。地球上で最も多く存在する元素、鉄(Fe)。最初の生物、シアノバクテリアをはじめ植物も動物も、鉄なしではエネルギー代謝を維持できず、神経伝達物質やホルモンの合成も滞る。多数の症例を交えながら、鉄・タンパク摂取の重要性を伝える。

目次

  • 第1章 日本女性の8割は鉄が空っぽだった—うつ・パニック障害は「鉄・タンパク不足」が原因
  • 第2章 「鉄・タンパク不足」を伴う不安・うつ・パニック障害治療の実際
  • 第3章 鉄—地球・生命にとって特別な元素
  • 第4章 エネルギー代謝と鉄—あらゆる病に鉄不足が関わる理由
  • 第5章 医師はなぜ栄養について知らないのか—治療の旧パラダイムから新パラダイムへ
  • 第6章 “実践編”鉄吸収を良くする「低糖質+高タンパク食」とサプリメント

「BOOKデータベース」 より

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