ケインズとその時代を読む : 危機の時代の経済学ブックガイド
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書誌事項
ケインズとその時代を読む : 危機の時代の経済学ブックガイド
東京大学出版会, 2017.7
- タイトル別名
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Lessons from Keynes and his contemporary writers : a guide to rethinking a time of crisis
- タイトル読み
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ケインズ ト ソノ ジダイ オ ヨム : キキ ノ ジダイ ノ ケイザイガク ブック ガイド
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内容説明・目次
内容説明
“現代の危機”に向かいあい、ふたつの時代を重ねて読みとく。
目次
- 序論 危機の時代を生きる
- 1 第一次世界大戦の帰結と全体主義勃興の危機(J.M.ケインズ『平和の経済的帰結』—一世紀を経てなおも息づくケインズの鳴らした警鐘;J.M.ケインズ『条約の改正』—「ケインズの政治学」を想像する;E.H.カー『危機の二十年』—二度の世界大戦の後、新たな国際秩序への展望を示す;F.ハイエク『隷従への道』—自由主義の後退が行き着く苦悩の社会像を描画)
- 2 理論の展開—全体主義への対抗軸としてのリベラリズム(『一般理論』前史;『一般理論』と社会民主主義)
- 3 1930年代の世界と日本(J.M.ケインズ『世界恐慌と英米における諸政策—1931〜39年の諸活動』—世論形成に力点を置いたケインズの活動;高橋亀吉・森垣淑『昭和金融恐慌史』—民間エコノミスト二名による昭和金融恐慌の真相究明;石橋湛山『石橋湛山評論集』—日本にケインズをいち早く紹介した先覚者)
- 4 ケインズの同時代人(J.M.ケインズ『人物評伝』—人物評伝の達人でもあったケインズの分析力;フランク・ラムジーの1つの描像—理論経済学者・哲学者・論理学者として;E.H.カーのソ連史研究—戦間期から戦後期へ)
「BOOKデータベース」 より