伊勢物語論 : 文体・主題・享受
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伊勢物語論 : 文体・主題・享受
笠間書院, 2017.6
- : 新装版
- タイトル別名
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伊勢物語論 : 文体主題享受
- タイトル読み
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イセ モノガタリロン : ブンタイ・シュダイ・キョウジュ
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内容説明・目次
内容説明
伊勢物語は、長期間にわたり複数人の手によって作られた結果、現在の姿となった。既存部分の読解にもとづく新たな章段の増補や、既存章段の改変をくりかえしてきた物語の本質を探るため、「文体・内容」と、「享受史・注釈史」という二種の要素を用いて読解の歴史的変遷を辿る。
目次
- 第1章 文体と方法(「昔」と「今」—伊勢物語の文体;「かの」—伊勢物語の遠近法;伊勢物語における散文と和歌—連接形式の意味 ほか)
- 第2章 主題と人物像(伊勢物語の悪女;右近の馬場の恋—九十九段を考える;「人しれぬ」と「心やむ」—五段の人物造形 ほか)
- 第3章 享受史の中の伊勢物語(古注の世界—物語注釈としての説話;ふたつの「芥川」—室町中期伊勢物語注釈の虚構理解;伊勢物語の「誹諧」—宗祇の注記をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より