遠く海より来たりし者
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遠く海より来たりし者
新潮社, 2017.3
- タイトル読み
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トオク ウミ ヨリ キタリシ モノ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
その孤島は古い手記どおりに実在した。不都合な真実を瓦礫の下に埋もれさせたまま。カブトガニの青い血液を用いた新薬開発。そして重大な副作用の発生。その爪痕は、海に囲まれた実験場の破壊だけでは消滅しなかった…。ジレンマとはまそにこのこと。新薬はすでにわが社の主力商品なのだ。社史の不可解な空白の理由を知ったからにはただでは済むまい…。海の力が古い手記を生き残らせたように、海辺の現代生物は人類を進化させるのだろうか…。
「BOOKデータベース」 より