祖国の選択 : あの戦争の果て、日本と中国の狭間で

書誌事項

祖国の選択 : あの戦争の果て、日本と中国の狭間で

城戸久枝著

(新潮文庫, 10763, き-46-1)

新潮社, 2017.8

タイトル別名

祖国の選択 : あの戦争の果て日本と中国の狭間で

タイトル読み

ソコク ノ センタク : アノ センソウ ノ ハテ、ニホン ト チュウゴク ノ ハザマ デ

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注記

単行本は2015年1月新潮社刊

主要参考文献: p370-371

内容説明・目次

内容説明

「中国では七回も売られたんだ」終戦は新たな苦難の始まりだった。肉親と逸れ、大陸に取り残されてしまった日本人は、運命の分かれ道で重い選択を強いられた。戦時下の満州や戦後の中国を彼らはどのように生き延び、帰国を果たしたのか。元戦争孤児の父をもつ著者は、人生の終着駅に向かう六人の体験を丹念に聞き取り、紡いでゆく。戦争体験者のいなくなる時代に残すべき貴重な証言の記録。

目次

  • プロローグ 彷徨える祖国
  • 第1章 夫の祖国、妻の祖国
  • 第2章 家族を殺された国で
  • 第3章 海の向こうの祖国
  • 第4章 母としての選択
  • 第5章 運命の選択
  • 第6章 選択の果てに—父の選択
  • エピローグ 百歳からの手紙

「BOOKデータベース」 より

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