ユートピア都市の書法 : クロード=ニコラ・ルドゥの建築思想

書誌事項

ユートピア都市の書法 : クロード=ニコラ・ルドゥの建築思想

小澤京子著

法政大学出版局, 2017.7

タイトル別名

L'écriture de la ville utopique : la pensée architecturale de Claude-Nicolas Ledoux

ユートピア都市の書法 : クロードニコラルドゥの建築思想

タイトル読み

ユートピア トシ ノ ショホウ : クロード=ニコラ・ルドゥ ノ ケンチク シソウ

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注記

博士論文「ユートピア都市の書法 : クロード=ニコラ・ルドゥの建築思想」 (東京大学, 2014年) を改稿したもの

文献一覧: 巻末p5-18

内容説明・目次

内容説明

ルドゥの建築と都市をめぐる構想は、「文字」と「言語」、「語り」についての方法論の模索でもあった。幻視的や奇矯といった形容とともに“呪われた建築家”とされてきた従来の像を刷新し、その特異性の本質を明らかにする。建築の起源としての幾何学性志向、都市構想と性愛、性的建築と身体管理、書物の構造が出来させる仮構的な都市空間—。新たな言語創造者による「都市の書法」の追究とともに、時代の認識と欲望のあり方を炙り出す。

目次

  • 序論(本著の概要と意義;ルドゥ研究の系譜;ルドゥの生涯、主な建築作品と『建築論』の経緯)
  • 第1部 建築は詩のごとく(Ut poesis architectura)(建築の綴字法;円と球体;「語る建築」とアルファベットの結合術;エンブレムとしての建築;文字と可読性)
  • 第2部 性的建築と身体管理の契機—醇化・教育・監視(建築の性的身体;文筆家ルドゥの陰画としての建築家サド;教育と労働における性的な契機;連帯と結合)
  • 第3部 書物の中の/書物としての理想都市(イメージとテクストの関連;入信儀礼から終末へ;イメージとテクストの協働と裏切り;世界のモデルとしての書物)
  • 第4部 世界創造主としての建築家(宇宙の建築家;宇宙と都市;眼としての建築(家);世界創造の模倣と「建築の起源」の再演)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB24165775
  • ISBN
    • 9784588786099
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 262, 18p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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