アジア系アメリカと戦争記憶 : 原爆・「慰安婦」・強制収容
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書誌事項
アジア系アメリカと戦争記憶 : 原爆・「慰安婦」・強制収容
青弓社, 2017.7
- タイトル別名
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アジア系アメリカと戦争記憶 : 原爆慰安婦強制収容
- タイトル読み
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アジアケイ アメリカ ト センソウ キオク : ゲンバク・「イアンフ」・キョウセイ シュウヨウ
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注記
引用参考文献: p296-315
博士論文(Attending the Languages of the Other : Recuperating "Asia," Abject, Other in Asian North American Literature -- Thesis (Ph. D.--Rutgers University, 2009))をもとに大部分を新たに書き下ろしたもの
内容説明・目次
内容説明
「アメリカ帝国」への批判的視座から、日本の植民地支配や戦争犯罪、軍事性暴力を問う北米アジア系の人々の声を、日系や在米コリア系の作家・研究者・政治家・運動家などの言説から検証する。そして、それらの語りが、太平洋横断的なリドレスの希求と連結を拓く可能性を提示する。
目次
- 二つの戦争展と被害/加害の記憶
- 第1部 アジア系アメリカと「慰安婦」言説—「日米二つの帝国」という語り(アメリカで日本軍「慰安婦」問題を言説化すること—「特集号」の問いかけ;二つのリドレス—マイク・ホンダとアメリカの正義の限界;(不)在を映し出す場としての在米「慰安婦」追悼碑)
- 第2部 複数の暴力と連結が開く可能性—日系とコリア系北米作家の描く「祖国の戦争」(「二つの帝国」と「脱出・救済物語」の領有/撹乱—ノラ・オッジャ・ケラーの『慰安婦』;「加害者の物語」—チャンネ・リーの『最後の場所で』が示す「慰安婦」像と「正しくない被害者」の心的損傷;国家記憶の統合/断絶としての人種暴力—ジョイ・コガワの『おばさん』における長崎・強制収容・先住民;祖国の惨苦を聞くということ—ノラ・オッジャ・ケラーの『慰安婦』が描く母の戦争と追悼という語り)
「BOOKデータベース」 より