十五歳の戦争 : 陸軍幼年学校「最後の生徒」
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書誌事項
十五歳の戦争 : 陸軍幼年学校「最後の生徒」
(集英社新書, 0895D)
集英社, 2017.8
- タイトル別名
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十五歳の戦争 : 陸軍幼年学校最後の生徒
- タイトル読み
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ジュウゴサイ ノ センソウ : リクグン ヨウネン ガッコウ「サイゴ ノ セイト」
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注記
主要参考文献: p249
内容説明・目次
内容説明
昭和二十年四月一日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。八月十五日の敗戦までの、短くも濃密な四か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた—。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、最後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。
目次
- 第1章 十五歳の戦争(世界大恐慌の時に生れた;東京陸軍幼年学校の日々)
- 第2章 私の戦後—特に昭和二十年(前半は戦争、後半は平和だった時代)(戦後はゼロから始まったというのは、嘘である;憲法改正問題;日本全体が飢餓状態;戦後を生き抜く—作家になるまでの紆余曲折)
- 第3章 日本人は戦争に向いていない(日本の軍人には、現代戦がわからなかった;現代戦に向かない性格と国民性;なぜ、日本の軍人は、死を生の上に置くのか;国の義務は兵士を見捨てないことであり、兵士の義務は国を見捨てないことである)
「BOOKデータベース」 より