Bibliographic Information

父・福田恆存

福田逸著

文藝春秋, 2017.7

Other Title

父福田恒存

Title Transcription

チチ・フクダ ツネアリ

Available at  / 41 libraries

Description and Table of Contents

Description

大岡昇平との和解。終生信頼した中村光夫。チャタレイ裁判を吉田健一と弁じ、三島由紀夫と天皇論を交した父に忍び寄る老い。そして、親子の長く苦しい葛藤—。初めて明かされる晩年の日々。

Table of Contents

  • 第1部 父からの手紙(これはじゆうのめがみです;ロープは最後まで放してはいけません;會食頗る愉快の想ひに御座候)
  • 第2部 鉢木會・断章(晩年の和解—大岡昇平;恆存のボヤキ—中村光夫(一);詩劇について少々抱負を—中村光夫(二);チャタレイ裁判—吉田健一(一);骨身に応へる話—吉田健一(二);暗渠で西洋に通じてゐるのは—三島と福田;鉢木會の連歌帳—そして、神西清)
  • 第3部 父をめぐる旅路(近代日本をいとほしむ—L嬢の物語;恆存の晩年;生きることと死ぬことと—エピローグ)

by "BOOK database"

Details

Page Top