靖国の軍馬 : 戦場に散った一〇〇万頭
著者
書誌事項
靖国の軍馬 : 戦場に散った一〇〇万頭
(祥伝社新書, 514)
祥伝社, 2017.8
- タイトル別名
-
靖国の軍馬 : 戦場に散った100万頭
- タイトル読み
-
ヤスクニ ノ グンバ : センジョウ ニ チッタ ヒャクマントウ
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注記
参考文献: p287-291
内容説明・目次
内容説明
戦時、「天皇の分身」として銃の次に大切にされたのが軍馬であつた。先の大戦で戦地へ送られたその数、約一〇〇万頭。一銭五厘の赤紙一枚で集められる兵より、よほど金がかかるとされた。機械化が遅れた日本軍は物資輸送、情報伝達に軍馬を駆使し、馬たちも見事に期待に応えたのだ。軍馬はいかに集められ、いかに改良されたか。国民の愛馬精神はいかにして形作られていったか。そしてなぜ、祖国に帰れなかったのか。その謎の解明から明らかになったのは、馬と国家と国民が一体となった戦前日本の姿だった。近代史に新たな光を当てる、渾身のノンフィクション!
目次
- 第1章 靖國神社の軍馬慰霊像
- 第2章 国民の歌・国民映画と軍馬
- 第3章 天皇の馬
- 第4章 輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々トンボも鳥のうち
- 第5章 テンノウサマの馬が泣いている
- 第6章 前線の軍馬はどう記録されたか
- 第7章 世界戦争史、最後の騎兵戦「老河口作戦」
「BOOKデータベース」 より