戦時秩序に巣喰う「声」 : 日中戦争・国共内戦・朝鮮戦争と中国社会
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戦時秩序に巣喰う「声」 : 日中戦争・国共内戦・朝鮮戦争と中国社会
創土社, 2017.8
- タイトル別名
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戦時秩序に巣喰う声 : 日中戦争国共内戦朝鮮戦争と中国社会
- タイトル読み
-
センジ チツジョ ニ スクウ コエ : ニッチュウ センソウ コッキョウ ナイセン チョウセン センソウ ト チュウゴク シャカイ
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注記
その他の著者: 一ノ瀬俊也, 三品英憲, 水羽信男, 高岡裕之, 松田康博, 金子肇, 金野純, 丸田孝志, 山本真
内容説明・目次
内容説明
中国共産党は、日中戦争・国共内戦・朝鮮戦争を通じ、国民の総動員に成功し、一党独裁の権力を築いた。しかし、その過程で多くの矛盾・軋轢が起きていた。本書は、そうした矛盾・軋轢の過程でいままで埋没させられてきた動きや声を発掘し、中国現代史の再構築をめざす。
目次
- 序章 中国戦時秩序の生成をめぐる視角と射程—本書のねらいと内容
- 第1章 日本陸軍の中国観—大本営陸軍部・北支那方面軍作製の戦訓マニュアルをめぐって
- 第2章 兵役負担と都市社会—戦後内戦期の上海、徴兵制導入の衝撃
- 第3章 華北農村社会と基層幹部—戦後内戦期の土地改革運動
- 第4章 中国知識人の「社会像」—1930〜40年代の王造時・章乃器・費孝通を素材として
- 第5章 戦時下日本における農村人口論争—日中戦争〜アジア・太平洋戦争期
- 第6章 台湾における中国国民党の社会調査—外来の独裁政権は現地社会をどう解釈したのか?
- 第7章 組織される徴税—1950年代初期、上海の共産党と商工業者
- 第8章 戦争、謡言、社会—建国初期中国におけるプロパガンダ・ネットワークの拡大
- 第9章 民間信仰と「革命の伝説」—祈雨、変天、神水・神薬を巡る建国初期中国の民衆と権力
- 第10章 キリスト教の革新運動と教会の政治化—1950年代初頭の福建省の事例から
「BOOKデータベース」 より