模型のメディア論 : 時空間を媒介する「モノ」
著者
書誌事項
模型のメディア論 : 時空間を媒介する「モノ」
青弓社, 2017.8
- タイトル別名
-
Media theory and history of "Mokei" in Japan : things/objects mediate time and space
「メディアとしてのモノ」の文化社会学 : 日本社会における「模型」の形成と変容を中心に
模型のメディア論 : 時空間を媒介するモノ
- タイトル読み
-
モケイ ノ メディアロン : ジクウカン オ バイカイ スル モノ
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注記
2015年3月に大阪市立大学大学院文学研究科へ提出した博士論文『「メディアとしてのモノ」の文化社会学 : 日本社会における「模型」の形成と変容を中心に』に加筆・修正したもの
内容説明・目次
内容説明
私たちが模型を作る場合、モノと向き合っているが、それを通して向こうの「実物」に思いを馳せてもいる。このとき、模型という「モノ」は、ある種の「メディア」になっている。「モノがメディアになる」という問題意識のもと、日本社会のなかの模型について、歴史・現在・理論の三つの側面から解き明かす。
目次
- 模型というモノ/メディア
- 第1部 歴史(日本の近代化と科学模型;帝国日本の戦争と兵器模型;戦後社会とスケールモデル/プラスチックモデル)
- 第2部 現在(情報消費社会とキャラクターモデル/ガレージキット;グローバル化・デジタル化と拡散する模型)
- 第3部 理論(ポピュラー文化における「モノ」—記号・物質・記憶;「モノ」のメディア論—メッセージ・ネットワーク・オブジェクト)
- 模型のメディア論
「BOOKデータベース」 より