戦後日本の反戦・平和と「戦没者」 : 遺族運動の展開と三好十郎の警鐘

書誌事項

戦後日本の反戦・平和と「戦没者」 : 遺族運動の展開と三好十郎の警鐘

今井勇著

御茶の水書房, 2017.8

タイトル別名

戦後日本の反戦平和と戦没者 : 遺族運動の展開と三好十郎の警鐘

タイトル読み

センゴ ニホン ノ ハンセン・ヘイワ ト 「センボツシャ」 : イゾク ウンドウ ノ テンカイ ト ミヨシ ジュウロウ ノ ケイショウ

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注記

博士学位請求論文「戦没者遺族運動にみる戦後平和論の転回 : 「戦没者」の再評価と反戦・平和の解体」(筑波大学, 2015年度提出) をもとに、加筆修正をおこない、再構成したもの

参考文献: p317-328

内容説明・目次

内容説明

なぜ反戦・平和は無力なのか?戦後日本の国是ともいうべき反戦・平和の可能性と限界について、戦没者遺族運動の追求した「戦没者」像に注目して読み解く。反戦と平和の乖離に対する劇作家三好十郎の警句は決して過去のものではない。

目次

  • 序章
  • 第1章 戦没者遺族運動の出発と戦後国家への志向
  • 第2章 犠牲者=受難者としての「戦没者」と反戦・平和
  • 第3章 受難者から貢献者へと転換する「戦没者」
  • 第4章 戦没者遺族の世代間格差克服の試みと英霊精神の再生
  • 第5章 兵士・戦没者・遺族をめぐる劇作家三好十郎の視線
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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