人生を味わう古典落語の名文句
著者
書誌事項
人生を味わう古典落語の名文句
(PHP文庫, [た104-2])
PHP研究所, 2017.7
- タイトル別名
-
古典落語の名文句 : 人生を味わう
- タイトル読み
-
ジンセイ オ アジワウ コテン ラクゴ ノ メイモンク
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注記
シリーズ巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
落語の解釈は本来、聴き手にゆだねられるものだが、演者自身はどういう思いで語っているのか。あらすじとともに、演者目線の落語の見方や醍醐味を紹介。オチや名シーンで発せられる台詞を軸に、その噺の肝を独自に解釈し、わかりやすく説明する。芝浜、心眼、文七元結…よく知られる噺も「そんな見方があったのか」と新しい発見をして、さらに深く味わえる!文庫書き下ろし。
目次
- 第1章 しみじみ編(「よそう。また夢になるといけねえ」—芝浜;「治兵衛さん、ゆんべ眠れましたか?」—百年目 ほか)
- 第2章 すかっと編(「あたしゃ、鬼になるよ」—文七元結;「てめぇんとこのこんにゃく、十丁で幾らかって聞かれたから、高ぇとは思ったけど五百って言ったら、しみったれた野郎じゃねえか、三百に負けろってぇから、あかんべえをした」—こんにゃく問答 ほか)
- 第3章 ゆったり編(「大家といえば親も同様、店子といえば子も同様」—らくだ;「おとっつぁん、こんなにたくさんもらっていいの?あたい、お釣り、ないよ」—子別れ ほか)
- 第4章 じんわり編(「目が見えねぇてぇなあ、妙なもんだ。寝ている間はよーく見える」—心眼;「売る奴が利口で買う奴がばかなんだな」—かぼちゃ屋 ほか)
- 第5章 あざやか編(「俺は平気だったけど、石川五右衛門は、さぞ熱かったろうな」—強情灸;「さんまは目黒に限る」—目黒のさんま ほか)
「BOOKデータベース」 より