歴史の地震計 : アビ・ヴァールブルク「ムネモシュネ・アトラス」論

書誌事項

歴史の地震計 : アビ・ヴァールブルク「ムネモシュネ・アトラス」論

田中純著

東京大学出版会, 2017.7

タイトル別名

A seismograph of history : on Aby Warburg's Mnemosyne Atlas

歴史の地震計 : アビヴァールブルクムネモシュネアトラス論

タイトル読み

レキシ ノ ジシンケイ : アビ・ヴァールブルク「ムネモシュネ・アトラス」ロン

注記

書誌: 巻末p26-34

イメージの宇宙を旅するためのブックガイド: 巻末p35-43

内容説明・目次

内容説明

過去からの記憶の波動を記録した装置=地震計である「ムネモシュネ・アトラス」。特異な美術史家ヴァールブルクが作り続けたそのイメージの地図帖(アトラス)に宿るアクチュアルな歴史を解放し、ありえなかったはずの過去に触れるイメージ研究、座右の書。

目次

  • 1 ヴァールブルクの天球へ(ad sphaeram warburgianam)—『ムネモシュネ・アトラス』の多層的分析
  • 2 『ムネモシュネ・アトラス』序論・解説
  • 3 『ムネモシュネ・アトラス』展二〇一二
  • 4 『ムネモシュネ・アトラス』パネル分析
  • 5 ニンフとアトラスをめぐる『ムネモシュネ・アトラス』拡張の試み
  • 6 ジョルジュ・ディディ=ユベルマンのヴァールブルク論を読む
  • エピローグ 『ムネモシュネ・アトラス』と歴史経験—地震計としての身体
  • 資料

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ